1984-11-28 第101回国会 参議院 決算委員会 閉会後第7号
主要列車と接続するローカル列車、これはどんなに住民が不満を言っているか、朝夕の通勤通学列車、全然国鉄は本社権限という目で勤労が血みどろの提案をしてやっても、一つも国鉄側はこれを受けようとしないんですよ、来年の六〇予算でどう言うか知りませんが。ですから、三陸鉄道の人件費の構造は、まあごまかしとは言いませんが、そういう特殊事情、これは伏せましょう。
主要列車と接続するローカル列車、これはどんなに住民が不満を言っているか、朝夕の通勤通学列車、全然国鉄は本社権限という目で勤労が血みどろの提案をしてやっても、一つも国鉄側はこれを受けようとしないんですよ、来年の六〇予算でどう言うか知りませんが。ですから、三陸鉄道の人件費の構造は、まあごまかしとは言いませんが、そういう特殊事情、これは伏せましょう。
目下、国鉄においては、全力をあげて救援に努め、列車運転の回復に努力しておりますが、残念ながら、天候の関係から、主要列車の運転開始がいつになるかという見通しはつかない次第であります。なお、当面の目標としては、生鮮食料品の輸送に全力をあげ、その余力をもって都市付近の通勤運送を、可能な限り区間列車の運転を行なっているような次第でございます。
要員につきましては、いろいろともちろん問題もなかったわけではございませんが、大体、本社の計画をいたしました主要幹線の主要列車につきましては、四千六百人くらいでまかなえるのじゃないか。その他支社以下で計画いたしました増発を加えまして、全体で六千人、この際この時刻改正について考えようということで、組合のほうとも、労働組合のほうとも話し合いがつきまして、これをもって実施したわけであります。
そこでやや現在のように正常に復して参りまして、お蔭を以ちまして最近では高級車の連結も、主要列車はもとより、各線区にこれを実施するような段々運びになつて参りましたので、普通の利用状態に戻ざなければならん、それには大体戰前のよぶな運賃率に戻すのが当然であろうかと思うのであります。
請願第五百四十九号、肥薩線列車を旅客列車のみとすること等に関する請願、請願の要旨は、本線路は国際観光ルートの当るが、トンネンが多く、現行のダイヤ並びに列車編成では苦痛と不便が多いから、主要列車は全部旅客列車にすること、準混列車を廃止してガソリン・カー又は木炭の車に切換えて欲してというのであります。委員会においては審査の結果、願意を妥当と認めました。
特に主要列車には、巡回して乗つてまわつて、順次乗務員の監督をいたしておる次第であります。なおその点につきましても、今後ともそういう監督の励行をさせるように、よく注意いたしたいと思つております。
請願の要旨は、肥薩線は有名なトンネルの多い路線であるが、この線路は雲仙、天草と霧島とを結ぶ観光ルートに当り、且つ又路線は農林産物の産出も多く、現在の列車編成及びダイヤでは不便と苦痛が多いから、主要列車は全部旅客列車とし、準混列車は廃して、これをガソリンカー又は木炭車に切替えて欲しいというのであります。
またさらに列車内、駅構内等における警備、公安の維持等に関しては、本來鉄道の務めでございますが、これまた現在の鉄道の公安力をもつていたしましては不十分でございますので、主要列車その他に、時期的に各府縣の警察力の具体的な人員の都合も見計らいまして、大体計画的に一箇月にどういう状況で警備に便乘してもらう、また経済取締りの際には臨時にこういう措置をするということで、各府縣それぞれ鉄道局と打合せをいたしてやつておるのでありますが